三宅村村議会傍聴記録

この記録は、テープ録音を起こしたものではありません。
傍聴席で、懸命にメモを取ったものであることを、ご了解ください。

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2000年10月10日(火)開催
三宅村村議会 傍聴記録
於:東京自治会館(東京都府中市)

1、開会宣言
2、議事日程の報告

●日程第 1 会議録署名議員の指名について

●日程第 2 会期の決定       自  平成12年10月10日(火)
                       至  平成12年10月10日(火)

●日程第 3 村長報告   現在三宅島は火砕流等発生していないものの
                
いずれも噴煙をあげており予断を許さない状況です、
                それに加え、火山ガスも多く発生しており
                 長期の避難生活を余儀なくされるであろうと考える。
                  今現在、東京都の全面的な支援により都営住宅に入居が決まって、
                 その入居者に対し村職員の巡回訪問を実施している、
                 確認が取れた者について順次住民台帳に記載し、
                 三宅村立川事務所にお いて閲覧を開始している。
                  義援金については、多くの方からの暖かい支援により
                10月5日現在、326件、で103929150円という金額が集まっている。
                  生活支援資金については、今現在、社会福祉協議会を窓口として
                10万円の無利子、 一年間の据え置きの後4年間で返済というのが
                実施されているが、すでに435件の申込があった。
                 義援金については、本日、議会終了後に選出された配分委員会で
                第一回目の会合が開かれるが、そこにおいて詳細は決定する。

●日程第 4 議案第1号  三宅村広告式の特例に関する条例の制定に係わる専決処分の承認について

●日程第 5 議案第2号  三宅村東京事務所設置条例の制定に係わる専決処分の承認について

●日程第 6 議案第3号  三宅村立川事務所設置条例の制定に係わる専決処分の承認について

●日程第 7 議案第4号  三宅村乳幼児も医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例に係わる
                  専決処分の承認について

●日程第 8 議案第5号  平成12年度三宅村一般会計補正予算(第7号)に係わる専決処分の承認について

●日程第 9 議案第6号  平成12年度三宅村国民健康保険(事業勘定)特別会計補正予算(第2号)に
                  係わる専決処分の承認について

●日程第 10 議案第7号  平成12年度三宅村国民健康保険(直営診療施設勘定)
                  
特別会計補正予算(第4号)に係わる専決処分の承認について

●日程第 11 議案第8号  平成12年度三宅村介護保険(介護サービス事業勘定)
                   特別会計補正予算 (第3号)に係わる専決処分について

●日程第 12 議案第9号  平成12年度三宅村介護保険(介護サービス事業勘定)
                   特別会計補正予算  (第2号)に係わる専決処分について

●日程第 13 議案第10号   平成12年度三宅村簡易水道特別会計補正予算(第2号)に
                  
係わる専決処分の承認について

●日程第 14 議案第11号  平成12年度三宅村農業共済事業特別会計補正予算(第2号)に
                  
係わる専決処分の承認ついて

●日程第 15 議案第12号  平成12年度三宅村旅客自動車運送事業会計補正予算(第3号)に
                   係わる専決処分の承認について

●日程第 16 議案第13号  平成12年度三宅村建材事業会計補正予算(第2号)に
                   係わる専決処分の承認について

●日程第 17 議案第14号  三宅村噴火災害生活支援資金貸付基金条例

          菊地世紀総務課長<被災者の生活の安定を計ることを目的とする。


                   条件 1、本村に住所を有するもの。
                       2、世帯主に限る。
                       3、連帯保証人を一人たてること。
                         保証人の条件は以下の通りとする。
                         イ、本村に住所を有するもの。
                         ロ、他にこの貸付において保証人になっていないものとする。
                         ハ、2年間の据え置きとする。
                         ニ、村長が認めたとき、利息は無利息とする。
                         ホ、第一回の貸付申し込みは10月20日で検討中である。


                  財源は東京都からの振興資金の借入を流用する。
                  第一回の借入は、1億5000万円を予定している。

●日程第 18 議案第15号  三宅村噴火災害生活支援資金貸付条例


        山田議員<避難している人間は今非常に厳しい状況である、
              
そこでこの条例について、村長にお聞きしたい。
               噴火の状況を考えるに、2年の据え置きがあるとしても
               例え今すぐ帰島できたとしても、公共事業で生活を支えなければ
               ならないのは目に見えている、
               そんな中、農業、漁業、商工業者については、復興に時間がかかる、
               そのことをふまえて2年というのは、きついのではないか?


        村   長<年明け、遅くとも、今年度内には帰ることを一応の目安として
               すべてにおいて設定、もしくは対応している、
               我々も先が見えない中で、なかなか難しいところである。


        山田議員<島に帰る時期については、いつになるかわからないというのはわかった、
               ですから、帰島してから復興するまでに時間がかかるのは
               目に見えているのではないか?ですからそのことを条文に加えて
               特例として、条文の変更もしくは、その条文の中で変更する場合の
               条項も加えるのも、やぶさかではないのではないか?
               そのように、柔軟に対応していく気はあるのかお聞きしたい。


        村   長<先ほどから申しているとおり、先が見えない状態ですので
               その辺は、臨機応変に、柔軟に対応していきたいと考えている。


       佐久間議員<貸付もいいが、若い世代の多くは借金を抱えて、出てきている 。
                その者にとっては、元金据え置きをしていただいているが利息は払っている、
                その対応も早急に各金融機関と調整していただきたい。
                貸付を30万していただいても、利息に廻ってしまっては、しょうがない
                いずれ、住宅も有料になる時期まで避難生活が及んだ場合、
                その対応はどうなのか、村長の意見を聞きたい。


        村   長<その辺も、都と調整してみる。


       佐久間議員< 仮設住宅には2年間無料で住めるという条例があるが、先の村長の話では、
                今は仮設住宅という考えでいるという事項に相反するのではないか?
               
保証人についても、今の島の現状を鑑みれば、もう住民同士での
                保証人というのは限界なのではないか?


        村   長<仮設住宅と言ったのはあくまで有珠のことを例えて言ったので
                勘違いなさらないように、しかし、その様に対応していく。
                保証人については前例が(58年の噴火)ある為、
                東京都から強く言われているので難しいのではないかと思う。
                すべての面で、多方面に渡って周知していないと、
                せっかくの対応も無用の長物になってしまいかねない。
                都営についても6ヶ月過ぎた場合を想定して、東京都と調整していきたい。
                先日、気象庁長官から、一時帰島について逆に進められるような形になったが、
                冬も近いということで実現できるように早急に考えたい。
                地区ごとの一時帰島で冬物を取りに帰ることも検討中である。


         大石議員<貸付条例の中で、村長が認めた場合とあるが、
                 どういった場合なのか具体的に教えていただきたい。
                その貸付の開始日や方法についてどういった方法で住民に周知するつもりか。


         村   長<これは、高齢者や障害を持った方などに対応しているものであくまで、
                 臨機応変に対応するための条項であると考えていただきたい。
                 貸付の開始や方法については、マスコミや新聞(全国版)等使って周知したい。

 

    経費の内訳。 消防団等の人件費     1億9000万円
             予備費              6、624、000円       2、009、200円

         寺沢議員<自衛隊派遣についての備品購入費の具体的な内容は?
                今後復興に際しても自衛隊の要請を考えているのか?
                消防団の日当については、他のことを外してまで職務に就いているのだから
                もう少しあげたらどうか?


     平野財政課長<臨時電話の設置、及び使用料、スコップ 等の購入、アルミ製脚立の購入費等です。


         村   長<自衛隊派遣については東京都と相談しているが、今はまだ復興という段階では
                ないので、そのことも視野に入れて都と検討していきたい。
                消防団の日当については、一日8000円としている、
                今までより随分アップしたようだが、現状を考えると安いとは思う、
                保険もしっかりしたものに入っているので心配ない。


       佐久間議員<避難所の経費について、具体的に説明していただきたい。


      平野財政課長<避難所の賄い費としてである。


       佐久間議員<賄いについてですが、今現在は住宅をあてがわれたが、
                避難所の扱いであれば食については保証されていいはずではないか?
                有珠では食費が出ていたはずである、
                島民は今現在、避難所扱いされていないが、
                そのところの見解はどうなているのか?


      平野財政課長<災害救助法に適合した避難であればそれも可能であるが、
                今はそうではないと認識している。


       村    長<避難所は終わり、今は仮設住宅に入っていると認識している、
               食費は自分で賄うのが普通と考えている。
               今現在、ある企業に仕事の斡旋を400名程度まとめてお願いしている所である、
               働く気のあるものは働いて食費を賄ってほしい。
               今、特別立法について東京都と協議して早急に対応していくつもりだ。


       大石議員<職員に対して時間外勤務として役職を問わず、
              一律10万円を配ったと言う噂が住民の間で出ているが事実はどうなのか?


 菊地世紀総務課長<そんなことは断じてない!


        谷議員<今現在の状況下で、時間外手当、職員報酬について
              「やったものには出す」と いう考えはどうかと思う、
              それでは住民が納得しないだろう、
              消防についても一ヶ月で1000万の予算が付いているようだが、
              なぜ今の状態でその金額になるのか?


   菊地総務課長<いまはギリギリのところまで削減している、
              消防については今年の12月までの分を計上したのでその金額になった。

              村役場だけが給料をもらっているわけではないし、減額もしている、
              ご理解いただきたい。


   寺  本議員<自立で生活するに当たって仮設住宅でも有珠では生活支援金が出ていた、
             消防の賃金についても見直しを検討していただきたい。


    村    長<仮設住宅に入っていても受けられる支援があるか
             今東京都と法律と照らし合わせて協議中である。


  菊地総務課長<消防についてですが、先ほども申したとおり安いのは分かっているが
             村財政がきついのでギリギリのところでやっている、消防団長他と検討する。